労働契約形態
October 25, 2007
派遣社員
<<派遣社員とは>>
正社員や契約社員が実際に働く企業と雇用契約を結ぶのに対し、派遣社員は派遣会社と雇用契約を結び、実際に働く派遣先企業と指揮命令関係を結びます。つまり、勤務時間などの労働条件の明示や給料の支給は派遣会社が行いますが、具体的な業務の指示は派遣先企業から受けます。
派遣労働に関しては法律に基づいて「一般労働者派遣」「特定派遣」「紹介予定派遣」の3種の契約形態があります。
*「一般労働者派遣」
文字通り最もポピュラーな派遣のスタイルです。「登録型派遣」「一般派遣」とも呼ばれ、働きたい人があらかじめ派遣会社にスタッフ登録をします。登録先の派遣会社の顧客である派遣先企業で自分に合う人材ニーズがあれば、その間だけ派遣会社と臨時雇用契約を結んで派遣先企業で働きます。
*「特定派遣」
別の職場に派遣されることを前提に、派遣元と常用の雇用契約を結びます。派遣先の企業で勤務するのは、「一般労働者派遣」と同じですが、派遣会社に雇われている社員なので、派遣先企業のニーズがない場合でも収入が途絶えることはありません。
*「紹介予定派遣(テンプツーパーム)」
「一般労働派遣」と同様のスタイルで派遣会社との臨時雇用契約によって派遣されますが、その際、あらかじめ将来的には派遣先の社員になる予定をもって就労するのが特徴です。その派遣期間の満了時に本人と派遣先の双方が望めば、直接の雇用契約を結ぶことができます。
メリット(一般労働者派遣)自分の能力やスキルにあった職場を選択し、専門性を活かして働くことができ、働く時間や場所を選ぶことができます。
特定の会社に拘束されることがないので、比較的自由に働くことが可能で、社内の人間関係のわずらわしさもありません。
また、派遣会社が間に入って仕事を探してくれ、複数の会社で働くことが可能なので、多くの経験を積むことができます。
デメリット(一般労働者派遣)雇用され給料がもらえるのは派遣先で勤務している期間のみなので、収入が安定しません。登録には実務経験や専門技能が必要ですが、そのニーズが低いと派遣先も見つかりにくく高い時給は望めません。
また、交通費や賞与も支給されないのが普通です。(弊社では交通費は全額支給です!!)
October 23, 2007
業務委託
<<業務委託とは>>
雇われるのではなく、特定の業務を委託されて、独立した事業主として働く労働形態のことをいいます。
賃金も、給与ではなく、やった仕事の分量や内容に応じてもらう完全歩合制や出来高制となるのが特徴です。業務の特性や業務委託契約の取り決めにもよりますが、一般的には勤務時間や仕事の進め方などについて会社からの制約はうけません。
メリット得意分野を生かすことができます。契約どおりに仕事をこなせれば、やり方も自由で時間に拘束されることもありません。成果しだいでは収入が増加するチャンスも・・・。中には相当高収入の人もいれば、決まった収入分の仕事をこなして、余暇を楽しむ人もいます。
デメリット独立した事業主なので、労働基準法など労働者を守るための法律は適用されません。万が一、病気などで仕事ができなくなっても収入はゼロで、不安定です。
時には、厳しい期限条件がついた仕事だったり、支払い条件の要求もされたりします。
October 21, 2007
契約社員
<<契約社員とは>>
一般的には、正社員とは異なる雇用契約を結んだ、期間限定の労働者を広く契約社員といいます。
有期労働契約は以前は1年以内でしたが、平成16年の法律改正で通常3年、専門職などの例外では5年が上限になりました。
契約社員は実際に働く企業と直接契約を結ぶという点が、派遣社員と異なります。具体的な条件(勤務形態、仕事範囲、給料体系など)はその会社との労働契約によるので、事前に具体的な条件の取り決めや確認が大切です。
あまり責任のある仕事を任されず、正社員より年収が低いケースもあれば、高度な専門能力に応じた正社員以上の給料の場合もあります。
メリット契約社員は、自分の専門性を活かしてプロジェクトに参加することができ、成果に応じた給料が支払われることが多いです。高度な専門職であれば収入も高く、やりがいを感じられるでしょう。
また、契約更新時には昇給や賞与が設定される可能性もあります。
期間限定の雇用契約ですので、ひとつの職場に縛られるかとがなく、自分の都合に合わせて働くことができます。
デメリット継続的に仕事があるとは限らないので、長期勤務が難しいことから収入が不安定なときもあります。しかも辞めても、契約期間が定められているため契約満了とみなされ、退職金が出ないのが普通です。
給料形態は時間給や年俸制も多く、賞与はないか、あっても正社員よりは低めになるのが一般的です。
October 20, 2007
正社員
<<正社員とは>>
企業と期限のない雇用契約を結んだ従業員のことで、フルタイムで勤務する雇用形態を言います。
一定の雇用条件のもとで固定給が保証され、福利厚生や定年後に受給できる厚生年金は充実しています。さらに解雇にも一定の条件が必要になるので、安定した雇用形態でもあります。
また、企業の中核を担う人材として教育を受けることができますが、副業が禁止されるなどその企業に縛られる側面が多くなっています。
最近の企業では、人件費を固定しないために、正社員にも成果に応じた給料を支払うところもあります。
メリット雇用期間に期限がないので、一方的に雇用契約を解除される心配がなく、長期勤続が可能です。
社内教育や研修に熱心に取り組むことにより、徐々に大きな仕事を任され、昇格して役職者になったり、昇給のチャンスもあります。
厚生年金や社会保険に加入できるほか、福利厚生や賞与など会社の制度に基づいた待遇が受けられるので安心です。
デメリット配属命令に従わなくてはいけません。したがって、場合によっては業務命令による転勤、配置転換などがある可能性があります。必要であれば、出張や残業にも応じなければなりません。
また、勤務時間や休日休暇についても就業規則に従うのが基本です。
